バーチャルスライドの作成

実際は上記標本で約5000区画の撮影を行い、全画像をDVDにてご提供致します。

バーチャルスライドの作成は、弊社で画質優先で吟味した結果、ZeissのMIRAXが良いことが判り、現在それを使用して作成しています。

デジタル化された標本の画像は、ビューワーソフトにより、モニター上で、任意の位置を、任意の倍率で観察することができます。顕微鏡の対物レンズと同じ倍率ボタンで、倍率を選択することも、また、マウスのスクロールボタンで無段階の拡大表示も可能です。

観察ビューワーにより、撮影された標本は、ギャラリーに表示されます。観察したい標本をマウスでクリックするだけで、その標本のバーチャルスライド像が表示されます。連続切片像や、同一検体での多種類の染色を行った標本を、マルチ表示で、連動して表示することも可能です。

関心部位への注釈の記入、マーキング、長さの計測などが可能です。なお、これらの情報は画像と同時に保存できますので、コンサルテーションに役立ちます。また、表示されたビューの部分は、ファイル名を付けて、切り取りできますので、通常ののワンショット画像として使用できます。